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冬の車でやってはいけない8つのNG行為

2025.02.07

こんにちは!

こちら千葉営業所です。

 

毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

ここ千葉県は温暖な気候なので、雪が積もる事はほとんどないのですが、

千葉から積雪地域に行く事も日常的にあると思います。

そこで今回は、【冬の車でやってはいけない8つのNG行為

をお伝えします。

 

1. 古いスタッドレスタイヤを装着する

「スタッドレスタイヤを履いていれば安心」と思っていませんか?実は、それだけでは不十分です。スタッドレスタイヤは、ゴムが柔らかく、

氷や雪の路面でもグリップを発揮するように設計されています。しかし、使い続けることでゴムが硬化し、十分な性能を発揮できなくなります。

2. 凍結している道路での「急」操作

冬道では「急」のつく操作が命取りになります。たとえば、急ブレーキをかけるとタイヤがロックし

、そのまま制御不能になることも。急ハンドルを切ると、車がスピンしてしまう危険性もあります。

特に気をつけるべき「急」操作は以下の3つです。

・急ブレーキ:ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動しても、凍結路では止まりづらい。

・急ハンドル:タイヤがグリップを失い、スピンや横滑りを引き起こす。

・急発進:タイヤが空回りし、その場から動けなくなることも。

凍結路では「ゆっくり」「やさしく」「時間に余裕を持つ」ことが重要。特に橋の上や日陰のカーブは凍結しやすいため、

速度を落として慎重に運転しましょう。

3. 凍ったフロントガラスに熱湯をかける

朝、フロントガラスがカチカチに凍っていると、「早く溶かしたい!」と熱湯をかけたくなりますよね。

しかし、それは絶対にやってはいけない行為です。急激な温度変化により、ガラスが割れるリスクがあるためです。

適切な対処法は以下の通り。

・エンジンをかけて暖気運転し、自然に溶かす。

・解氷スプレーを使う。

・フロントガラスカバーを使用し、前日のうちに凍結を防ぐ。

急いでいる朝こそ、焦らずに安全な方法で視界を確保しましょう。

4. 雪道で立ち往生したときにエンジンを切る

大雪で動けなくなったとき、ガソリン節約のためにエンジンを切るのは危険です。

車内は想像以上に早く冷え込み、低体温症のリスクが高まります。

さらに、寒冷地ではエンジンを再始動できなくなることも。特に、バッテリーが古い場合は、

気温が低いとエンジンがかからなくなる可能性があるため要注意です。

では、どうすればいいのか?

・エンジンは定期的にかけ、車内の温度を保つ。

・マフラー周りの雪を除去し、一酸化炭素中毒を防ぐ。

・ブランケットやカイロを常備し、体温を維持する。

冬の道路では、いつどこで立ち往生するかわかりません。長時間の待機に備え、

防寒対策を万全にしておきましょう。

5. 数年使い続けているバッテリーで寒冷地に向かう

冬の寒さは、バッテリーにとって最大の敵です。特に3年以上使っているバッテリーは、寒冷地で突然エンジンがかからなくなるリスクが高まります。

気温が下がると、バッテリー内の化学反応が鈍くなり、電力供給が不安定になるためです。

寒冷地に向かう際、以下のポイントをチェックしましょう。

・バッテリーの使用年数を確認する(3年以上なら交換を検討)

・電圧を測定し、寿命が近づいていないか確認する。

・ブースターケーブルやジャンプスターターを常備する(万が一のときに役立つ)

「昨日まで普通に使えていたのに、朝になったら動かない!」という事態を避けるためにも、バッテリーの点検は出発前に必ず行いましょう。

6. 雪を落とさずに運転する

「少しの雪くらい大丈夫」と思って出発すると、思わぬトラブルに見舞われることがあります。屋根の雪を落とさずに走ると、

ブレーキをかけた瞬間にフロントガラスへドサッと落ちてきて、視界を完全にふさいでしまうことがあるのです。

また、後続車にも危険が及びます。走行中に車体から飛び散った雪や氷が、後ろの車のフロントガラスを直撃することがあるためです。

特に高速道路では、氷の塊が飛び、重大な事故につながるケースもあります。安全のために、出発前には以下の点を確認しましょう。

・屋根・ボンネット・リアガラスの雪を確実に落とす。

・雪用のブラシやスクレーパーを車に常備する。

・エンジンをかけて少し暖め、雪を落としやすくする。

「たかが雪」と思わず、しっかり除去してから運転を始めることが重要です。

7. ワイパーを立てずに放置する

雪が降った翌朝、「ワイパーがフロントガラスに張り付いて動かない…!」という経験をしたことはありませんか?これは、

ワイパーのゴム部分が凍りついてしまい、動かすと破損するリスクがあるからです。

ワイパーが凍結すると、以下のトラブルが発生します。

・無理に動かすとゴムが切れてしまう。

・ワイパーモーターに負荷がかかり、故障の原因になる。

・視界を確保できず、運転が非常に危険になる。

これを防ぐために、駐車時にはワイパーを立てておくのが鉄則です。また、寒冷地では「冬用ワイパー」への交換を検討すると、

凍結しにくくなり、スムーズな運転が可能になります。「ちょっとの手間で防げること」は、早めに対策しておくのがベストです。

8. 燃料の凍結対策をしない

寒冷地に行く際、燃料の管理を怠ると、エンジンがかからなくなる原因になります。特に軽油を使用するディーゼル車は、

気温が低くなると燃料が凍りやすく、エンジンが動かなくなるリスクが高まります。

寒さで燃料が凍結するのを防ぐには、以下の対策が効果的です。

・寒冷地仕様の燃料を入れる(軽油は「冬用軽油」を使用)。

・燃料タンクを常に半分以上に保つ(空になると凍結しやすい)。

・燃料添加剤を使用する(燃料の流動性を保つ)。

「ガソリンなら大丈夫」と思われがちですが、極寒地ではガソリン車も燃料供給が不安定になることがあります。寒冷地に行く前に、燃料のチェックは忘れずに行いましょう。

今回紹介した、冬にやってはいけない車のNG行為を意識するだけで、事故のリスクは大きく減らせます。

さらに、冬装備をしっかり準備し、出発前の点検を怠らないことも大切です。

Have a safe drive!

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