こんにちは大阪営業所の柏木です。
前回は、僕と一緒に夜勤をしてくれている久保さんにブログをやって貰いました!!
これからは、隔週で久保さんには登場してもらいます(笑)
では、今回はまた車の豆知識について・・・(笑)
今回は、皆さん定期的に交換しているであろうエンジンオイルについてです。
みなさん、エンジンオイル缶をよーく見たことはありますか?
なんやらわからない記号があるのがわかりますか?
5W-30-SNと書いている記号です!!皆さん意味を知っていますか?
今回は、この記号の意味を皆さんに知ってもらおうと思います!!!
① エンジンオイルについて
そもそもエンジンオイルの役割を簡単に説明すると、
ピストンとシリンダーに膜をつくり爆発のパワーが
逃げるのを防いでくれています。
また、回転部分でも潤滑の役割を果たして、
摩擦による焼け付きを防止するという役割があります。
要するにエンジンの金属摩耗を軽減し、
円滑にエンジンを動かす役割があります。
② エンジンオイルの種類について
上の画像に乗っているとおり記号によってオイルの種類が分かれています
・粘度の数字
・ベースオイルの種類
・品質規格の高さ
などが記されています。
まずは、粘度についてです。
粘度は、エンジンオイルの硬さのことを示します。
車種によっては推奨粘度が決まっているので注意が必要です。
例として「5W-30」というエンジンオイルの表記があるとしましょう。
Wの左側の数字の5
数字が小さければ小さいほど、低温時でもオイルが柔らかいことを示します。
特徴
始動性が早く、燃費が良い
ファミリードライブ向け
冬向け
−の右側の数字30
数字が大きければ大きいほど、高温時でもオイルが堅いことを示します。
特徴
高速性能がいい
モータースポーツに適している
耐摩耗性が優れている
夏向け
さまざまな走行条件に対応するためには、対応できる温度域にある程度の
幅をもたせることが重要と言われています。
③ ベースオイルの種類について
ベースオイルは、エンジンオイルのもとになるオイルです。
ベースオイルには主に以下3つの種類があります。
・100%化学合成油(化学合成油)
・部分合成油
・鉱物油
の3つです。
100%化学合成油(化学合成油)→■部分合成油→■鉱物油の順に低くなります。
ベースオイルについての特徴と適応は下記の通りとなります。
100%化学合成油(化学合成油)→■部分合成油→■鉱物油の順に低くなります。
ベースオイルについての特徴と適応は下記の通りとなります。
■【車好き、レースに参加する方へ】→100%化学合成油(化学合成油)
精製過程で不純物を可能な限り排除した高純度のベースオイルです。
不純物が含まれていないため、潤滑性能が高く、劣化しにくいため、交換の頻度が長いと言われてま
す。
■【毎日車に乗る、高速道路をよく使う方へ】→部分合成油
鉱物油と化学合成油(20%以上)を混ぜ合わせたベースオイルです。
鉱物油の弱点を化学合成油の成分で補うように作られています。
■【街乗り、日常使い方の方】→鉱物油
原油を蒸留して不要成分や有害成分を取り除いて作られたベースオイルです。
現在一般的に普及しているベースオイルで、街乗り、ちょい乗りには問題ありません。
ということです(笑)
次に品質規格の高さ
品質規格は、エンジンオイル自体の品質のことです。
品質規格は主に2種類があります。
1. API規格
米国石油協会(API)
アメリカ自動車技術者協会(SAE)
アメリカ材料試験協会(ASTM)の三者が定める規格です。
2.ILSAC(GF-5)規格
日米の自動車工業会(ILSAC)が定める規格です。
API規格に省燃費性能を加えて考えられている規格です。
上の画像のオイルの品質規格はSNなので省燃費性能の持続性に優れ、触媒保護性能を強化
しているオイルということになります。
いかがでしたか?日頃何気なく交換しているエンジンオイルですが
色々細かく種類分けされているのがわかると思います。
みなさんも、愛車のエンジンオイル交換の際にはぜひ交換されるオイルの
粘度や規格を確認してみてください。
来週は夜勤の久保さんが担当ですお楽しみに(笑)