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トラックのイラスト

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これからの運送会社に起こること──10年後、物流はどうなるのか

2026.08.05

物流の現場に身を置いておりますと、 「このままでは10年後は相当厳しい状況になる」 という危機感を覚える場面が増えております。

荷物が届かなくなる。 ドライバーの賃金が大きく上昇する。 運送会社の立場が変わる。

これらは感覚的な予測ではなく、 国の統計や業界データ、人口構造の変化 から見ても、 避けられない未来であると考えられます。

本記事では、 これから運送会社に起こると予測される変化 を、 エビデンスとともに整理いたします。

1. 荷物が届かなくなる未来は“ほぼ確定”しています

● エビデンス①:ドライバー不足は構造的な問題

国土交通省の調査によれば、 トラックドライバーの平均年齢は 49.6歳 と、 全産業平均より約10歳高い状況です。

さらに、2024年問題による 年間残業960時間の上限規制 により、 輸送能力は全国で 14〜34%減少 すると試算されています。

つまり、

  • ドライバーは減少
  • 働ける時間も減少
  • 荷物は増加

この3つが同時に進行しているため、 荷物が届かなくなる未来は「予測」ではなく、 すでに始まっている現実 と言えます。

補足をすると、首都圏の荷物はそこまで影響は出ないと思いますが、特に地方の物流インフラはかなり厳しくなってくるかと思います。

更に補足をすると、届かなくなるわけではないですが、届くのにかなり時間がかかるようになります。

2. 荷物量は減らないどころか増え続けています

● エビデンス②:EC市場は右肩上がり

経済産業省のデータでは、 日本のEC市場は毎年成長しており、 2023年時点で 13兆円超 に達しています。

特に食品ECや日用品ECは成長率が高く、 「毎日届く荷物」が増加しています。

つまり、

  • 荷物は増える
  • ドライバーは減る

この“逆方向のベクトル”が今後10年続くため、 届かない荷物が増える未来はほぼ確実 です。

3. ドライバーの賃金は確実に上昇します

ドライバーの賃金は今後大きく上昇すると考えられます。(実際肌感でもかなり上がってます

● エビデンス③:賃金はすでに上昇傾向

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、 トラック運転者の平均賃金は過去5年で上昇しています。

理由は明確で、

  • 人材不足
  • 仕事量は減らない
  • 自動運転などの代替手段はまだ遠い

このため、 労働力の価格=賃金が上昇する のは必然です。

10年後には、 年収700万円~が一般的になる可能性 も十分にあります。

特に中型・大型・多温度帯の領域では顕著です。

4. 10年後の物流はこうなる(まとめ)

✔地方の荷物は届かなくなる

→ ドライバー不足+労働時間規制+EC増加

✔ ドライバーの賃金は上昇する

→ 労働力の希少化

✔ 物流コストは上昇する

→ 単価上昇は避けられない

✔ 物流の質が企業の競争力になる

→ 物流が弱い企業は淘汰される

 

以上になります。

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