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INTERVIEW

先輩インタビュー

トラックのイラスト

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2019年4月に入社した、
渡辺駿です。

ヨットに興味のある方へ

渡辺駿さん

  • 入社日2019年4月入社
  • 所属/役職本社
  • 職種2019年4月入社
  • 職種ヨット輸送スタッフ

小学校3年生でヨットに出会い、中学には世界の海へ

小学校3年生でヨットに出会い、中学には世界の海へ
2019年4月に入社した、渡辺駿です。
現在本社に勤務し、配車やヨット輸送に関する業務や立会いなど、さまざまな仕事を行っています。
丸玉運送に入社したのは、ヨットの繋がりからです。

僕がヨットと出会ったのは小学校3年生の時。
友達から「一緒にやらない?」と言われて、クラブチームに行ったのがきっかけです。
当時静岡県の熱海市に住んでいたので、海は親しみある存在でしたが、ヨットから見る景色はまた違い、風を操る楽しさに惹かれてヨットの虜になりました。

5年生になってからは藤沢市のジュニアクラブに所属し、週末になると江の島に通う毎日。
中学2年生の時に全国大会で4位となり、日本代表選手としてマレーシアへ。
翌年は北米選手権でカナダに行きました。

高校はヨットの強豪校として知られる福岡県の中村学園三陽高校へ。
毎日授業が終わると、部員は全員自転車に飛び乗って海に向かいます。
ヨット競技は年齢とともに乗るヨットが変わるのですが、中学までの一人乗りヨットから高校からは二人乗りヨットになり、ヨットに乗りながらコミュニケーションの大切さを学びました。

高校での戦績は全日本FJ選手権という大会で優勝。
インターハイでも個人優勝を果たしたのですが、実は僕は予選落ちしていたんです。
ただ同期部員が本選枠を確保していて(学校に出場枠が与えられる)、監督から「出てみないか」と声をかけられました。
正直、仲間が獲得した出場枠に自分が出ることには複雑な思いがありました。
でも、だからこそ絶対にその機会を活かすことを決意し、負けたらヨットは辞める覚悟でいました。

結果、優勝できたことで仲間にも恩返しできましたし、進学先も決まりました。
あの出来事がなかったらヨットも辞めていましたし、今の僕はここにいないと思います。

ヨットの魅力は、やはりトップを疾走する感覚

ヨットの魅力は、やはりトップを疾走する感覚
大学は同志社大学に進みました。
日本国内にはヨット強豪校が複数校ありますが、同志社はなんと8割が初心者! 
それなのに、各大会で優秀な成績をおさめていることに面白さを感じ、同志社大学に決めました。
「初めてヨットに乗る人に、この素晴らしさを伝えたい!」という使命感もあったかもしれません。

同志社は文武両道で勉強も厳しく、学業や出席状況次第では部活のレースや国体に出させてもらえないので、しっかり勉強もしました。

同志社のモットーは「元気・礼儀・時間厳守」。
コーチや監督はすべてOBがやっているのが特徴で、僕も仕事が休みの日は教えに行くこともあります。

大学での戦績は3年時に全日本選手権(個人戦)で優勝することができましたが、一番印象に残っているのは全日本学生選手権(団体戦)で優勝を果たしたことです。
高校では1年生の時に先輩が団体優勝したのですが、その後どうやっても団体戦では優勝できなかった。
それが大学4回生でやっと実現できたんです。
当初描いた「初心者でも全国制覇できる!」という思いとともに、7年越しの夢がようやく叶いました。

そんなヨットの魅力は、なんといっても一番前を走ること! 風を切ってトップを疾走する躍動感は、ヨットにしかない体感です。
また、他のスポーツでは上手い人のフォームを真似して上達を図りますが、ヨットで型はあまり関係なく、頼れるのは自分のみ。
風も潮の流れも天気もひとつとして同じ条件はなく、事前に天気図を見ながら対策を練るものの、本番の瞬時の判断がやはり要です。
スポーツなのにゲーム性がある、そんなところもヨット競技の魅力の一つです。

ヨットは、見るよりもやったほうが絶対に楽しい! というより、やらないと面白さがわからないというのが特徴でありもどかしさです。

競技の面白さだけでなく、ヨット部にいたことで礼儀や人生での大切なことがたくさん学べました。普通に生活していたら知り合えない方々とも知り合えました。
それはすべてヨットのお陰で、どの経験も僕にとって大切な宝物です。

中小企業だからやりたいことができる! 希望を胸に丸玉運送に入社

中小企業だからやりたいことができる! 希望を胸に丸玉運送に入社
大会では当たり前にヨット運搬でお世話になっていた、丸玉運送に再び出会ったのは就職活動の時でした。
声をかけてくださったのは、高校ヨット部の1年先輩でもあった丸玉運送代表のご長男さん。「社内でヨット部を立ち上げるので、考えてみない?」という有難いお言葉でしたが、就活前だったこともあり、頭の片隅にある程度でした。

ところがいざ就活となりいろいろな会社を見ていくと、僕なりに感じたことがあったのです。
それは、大きな会社は安定しているけれど先はわからないし、マニュアル通りに動く窮屈さがあるのでは? ということ。
それなら、中小企業の方が自分なりの意見が出せたり、力を積み重ねれば自分の力で会社を発展させられるのではないか? と…。
大学を決めた時「経験者が少ないから努力のしがいがある」と思ったのと、同じ気持ちだったかもしれません。

もちろん、ヨットへの思いもありました。
当時重要視していたのは「働きながらもヨットには携わり続けたい」という自分の気持ち。
高校からずっと国体にも出場していましたし、これからもヨット競技を続けたい。僕はずっとヨットと生きていきたかったんです。
でもヨットと関係ない業界に入れば、日々の仕事に忙殺されて会社を辞めてしまうかもしれないという不安がありました。

そこで思い出したのが、先輩からのお言葉。
ヨットに理解のある会社だからこそ仕事との両立もでき、いろいろな船にも乗れるだろう。
何より、仕事としても趣味としてヨットと繋がり続ける環境がある!
そして改めて就職のお願いの連絡をし、晴れて入社することになりました。

運送業という広い世界で知る、コミュニケーションの楽しさ

運送業という広い世界で知る、コミュニケーションの楽しさ
入社後、まだ日は浅いですが、日々奮闘しています。
運送業特有の「モノも人も流れる」環境にいて、自分の世界だけでは知り得なかった方々とコミュニケーションが取れることは、自分にとって刺激的でとても楽しいものです。

一番気をつけていることは、とにかくミスをしないことに尽きます。
配車ナンバーを間違えない、積み方を説明する、報・連・相を必ず行う……どれも当たり前ですが、スポーツと同じように日々の積み重ねだと思っています。

今、仕事もさせてもらえ、現場にも行け、念願のヨットにも乗れています。
自分が誘導・段取りした荷物は「無事到着」という結果として出ますし、ドライバーさんに飲み物をおごってもらったりするのも嬉しいですね(笑)。

応募者へのメッセージ

応募者へのメッセージ
今後は資格を取って、管理職を目標に歩いていきたいと思っています。
そしてヨット部に人を集めて後輩を育成し、運搬だけではなく「ヨット競技も強い丸玉」として実業団で活躍し、全国の有名な企業と肩を並べていきたいです。

求職者の皆さんの中には、運送業界=グレーな業界と思っている方もいるかもしれませんが、それは同じ業界内でも会社によって異なるので体験してみないとわかりません。
実際僕自身も、信頼している先輩からの紹介とはいえ、入社を決めるまでは何度も会社に足を運び、社風や雰囲気を体験しにいきました。
そこで先輩方の安全意識を目の当たりにする中で運送業のイメージが変わり、自分の能力が活かせる環境にあることや、雰囲気のよさを肌で感じました。

これからAIが発展しても、運送業は人間にしかできない仕事です。
そこには、未来もやりがいもあります。
運送業特有の関係性を使えば、全国いろいろな人たちと繋がっていくことができます。それは大きな魅力ではないでしょうか。

まだまだ若輩者ですが、迷って考えて就活を進めてきたからこそ「やってみないとわからない」という言葉を伝えたいと思います。
そして、ヨットを愛する選手の一人として、ヨットに興味のある後輩からの応募も心からお待ちしています。

(取材日:2019年4月)

カテゴリ: 本社営業所

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